Mon, Aug 31

  • 05:54 全国高等学校総合文化祭(文化系部活の甲子園みたいなもの)の優秀校東京公演に行ってきた。日本音楽・郷土芸能・演劇の各部門があって、いつも表現することの根源に触れるというか、純度の高いエネルギーを貰って元気が出る。一期一会という言葉は彼らのためにあるんだと思う。
  • 06:09 目当ては演劇だったのだけど、郷土芸能部門の「プンムルノリ」(白頭学院建国高等学校) がおっそろしく良かった。youtubeにある本場の動画 http://bit.ly/yn8Uk よりも、昨日の高校生の方が全然上手い。彼らは世界サムルノリ大会で大統領賞とか取ってるらしい。
  • 06:13 このスピード感と勇壮な動きは、岩手の太鼓系鹿踊やさんさ踊と明らかに縁戚関係にありそう。韓国の郷土芸能は完全にノーマークだったので、今後色々調べてみようと思う。というかもう一度ライブでみたい。
  • 06:19 演劇部門の最優秀、帯広柏葉高校の「これからごはん」も素晴らしい舞台だった。静かに、だがしっかりと心に染みてくる。たぶん今日の夕方頃、NHKBS2の「青春舞台」という番組 http://bit.ly/3RsVdh で流れるので、お時間ある方は是非。
  • 06:33 偶然「青春舞台」を見て高校演劇の世界を知ってから、もう10年以上経つんだな。とくに鹿児島・池田高校の「たんぽぽとかずのこ」と、愛媛・川之江高校の「ホットチョコレート」の2本は、未だに忘れられない作品。
  • 06:57 厳しい鍛錬と引き替えに高度な表現力を手に入れた彼らが舞台の上に立つ時、物語の一回性と人生の一回性がオーヴァラップして、ドラマでありながらドキュメンタリーの現場を目撃するような、言い知れぬ感動が訪れる瞬間がある。高校演劇の最大の魅力は、多分そこにあると思う。

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