2007-01-01から1年間の記事一覧

Ulrich Schnauss, テラビシア

最近購入したUlrich Schnaussの"goodbye"が魅力的だったので、色々と情報を探して検索していたら、大好きな2トラック目の曲"Shine"の映像を見つけた。途中まで「何て気合の入ったPVなんだ」と本気で思っていた。心の裡にある強い思いを感じさせる少年の表…

電脳メガネという小道具

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「ゼーガペイン」の時もそうだったけれど、「電脳コイル」を見ていると、SFという枠組みが、ようやく未来を予感させる力を取り戻しつつあるのだな、と改めて実感する。ネットワーク通信技術の爆発的な発展による文明の転回もいくぶん落ち着いてきて、再び遠…

聖書図書館と『ケルズの書』

教文館ビルでエリック・カール展を見終わった後、6Fの児童書専門店「ナルニア国」に行こうと階段を下りると、「聖書図書館」という文字が目に飛び込んできた。扉が開け放されたビルの角の狭い一室の中に、隙間無く書棚が並んでいて、真ん中にはどっしりし…

エリック・カール原画展

結婚の前から、築地の聖路加病院近くにある歯医者に通うようになった。歯医者の帰りは、いつも有楽町まで歩くことにしている。この辺りにはバブルを経たにも拘わらず、しぶとく頑張っている感じの看板建築が幾つか残っている。途中の角地にあって、戦前の建…

フィリパ・ピアス逝去

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フィリパ・ピアスが昨年12月21日に亡くなっていたことを知る。86歳だったというから、灰谷さんのように殊更無念な気持ちになることは無いのだけど、やはりどうしようもない寂しさがある。「ハヤ号セイ川を行く」の爽やかな夏の冒険の雰囲気が好きだった。「…