Tue, May 18

  • 14:04  @jyasuda1 興味深い「つぶやき」ですね。一方で人間は半導体の素子のON/OFFのすべてを把握しなくても、ソフトウェアの仕様を設計し実際に書いているわけで、もし生命に対しても同じようなかたちで理解が出来るとしたら、凄いことになるだろうなと思います。  [in reply to jyasuda1]
  • 14:14  そういえば『ポスト・ヒューマン誕生』では、最初にズバリと「生命とはすなわち情報である」と言い切っている。カーツワイルが生命科学者ではなくエンジニアだからこういう実も蓋もない定義づけが出来るんだろうけど、ノンフィクションの本では初めて見たので新鮮だった。
  • 14:17  まあ初めにそう云っておかないと、本書の眼目である、情報技術と融合して拡張される近未来の人間存在の話が出来ないので、当然といえば当然なんだけど。
  • 16:33  @jyasuda1 『脳の中の幽霊』では、人の脳がまさにその偶然やノイズを利用して情報処理をやっている、と書かれてました。魔法みたいな Compuressed Sensing 技術 http://bit.ly/cx07eu の肝がランダムノイズなのも、何か関係ありそうですね。  [in reply to jyasuda1]
  • 16:37  @jyasuda1 などと、素人のつぶやきにお返事頂いてすみません。ただリンク先の記事では Compressed sensing が医療画像に応用されている例が出ていますので、ご興味があればぜひご覧ください。なんか凄いことになってます…。  [in reply to jyasuda1]
  • 20:22  20年ぶりの金沢は、殆ど見知らぬ町のようだった。長く会っていなかったイトコたちがそれぞれ人の親となり、記憶の中の昔の面影が、その子供たちにきちんと受け継がれていることに、命の流れの中でまっとうに生きることの清々しさを感じた。
  • 20:38  10人の孫に、10人のひ孫。斎場の控え室はまるで保育園のような騒がしさだったけど、その混じりけのない明るさが、大人たちの救いになっていた気もする。彼らに見送られて97歳の天寿を全うした「大きいばぁば」は、きっと幸せだったと思う。
  • 20:45  そんな自分は、通夜の最後に自分の靴を間違って履いて帰られてしまい、しっかりマヌケ方面の話題を独占。翌日無事に戻ってきたからいいようなものの、受付横で眼を皿のようにして会葬者の靴をチェックしていた姿は、後々まで親戚筋の語り草となることであろうよ(涙)
  • 21:00  最終便まで間があるので、彫刻科出の妹と金沢21世紀美術館ヤン・ファーブル×舟越桂」展へ。妹島和世の建物は経年劣化への芳しくない予感を漂わせつつも、展示空間としては好印象。戦前建築が残されている周辺環境との調和も素晴らしくて、金沢という土地の文化的な懐の深さを感じた。
  • 21:05  展示については、平常とはことなる精神状態での鑑賞というのもあって、彼らの表現をどこまで自分が受け入れられるのか判らなかった。そんな中でも舟越桂の彫刻はぐいぐいと心の中に喰い込んできた。特に近作の「スフィンクス」のシリーズは良かった。
  • 21:14  舟越さんは、人の感覚は、人の形態にたいしてもっとも鋭敏になるから、人間を彫り続けるのだと話していた。その茫洋として定まらない眼差しも、静かに壊れていく身振りも、人が生きること、老いること、死ぬことをきちんと引き受けて、照らし返す力を持っていた。改めて、凄いと思った。

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