Tue, Jul 10

  • 00:40  RT @b1ack_b0dy: 観測に来て、「星見てる場合じゃねぇよ。。。」とつぶやくのが本物の観測者。
  • 01:09  柏葉幸子『帰命寺横丁の夏』本日のファン研の課題図書。この物語への引力に充ちた表紙絵 http://t.co/gynDuLXA を見てピンと来た人なら、多分読んで損はない本。国産ファンタジーは余り読めてないのだけど、柏葉さんの作品はどこか深く届いてくる部分があって、気になる人。
  • 01:15  「帰命寺横丁」装画の佐竹美保さんは、物語の中でこの表紙のトーンの絵と、別の全く異なるトーンの絵を描き分けているのだけど、両方とも実に素晴らしい仕事をされている。特に後者は、ここまで描けてしまう方だったのか、と正直驚いてしまった。
  • 01:32  判る範囲が限られてしまうけど、ゼーガペイン6話の舞浜パートや、10話「また、夏が来る」の雰囲気が好きな人には『帰命寺横丁の夏』はきっとジャストミートだと思う。こちらはSFでなく純粋なファンタジーなのだけど、空気感が相当に重なる。「透明ママ」が出てきた時には、正直どきりとした。
  • 01:48  この類似もまた、偶然ではないだろう。以前読んだ柏葉作品に比べて、想像力の土台が深い所でシフトしている印象がある。ファンタジーが「夜(≒集合的無意識)の言葉」を語るものだとするならば、その無意識が徐々に電子的な担体へと染み出していっていることに、作家が気付いていない筈がない。
  • 01:56  勿論それらがあからさまに描かれている訳ではない。作中では電子メールがちょこっと出てくるぐらい。しかし外国との距離感の変化や、逆に自らの足下にあたる古い地名への関心など、「当たり前」を照らし出すファンタジーだからこそ、「当たり前」の中で起きている変化に対し、敏感であるように思う。
  • 03:50  結局問題なのはマイノリティ憑依そのものではない。見る者が思わず空目するほどの完璧な憑依に到達していない事、元より憑依を徹底するつもりがない事こそが問題なのだ。優れた役者や物語作家が行うのは、当事者への仮初めの、しかし完璧な憑依だ。それ以外の方法で「壁」を越えることは多分出来ない。
  • 14:21  RT @cooff: もしかして、と調べたら、山田五十鈴アーネスト・ボーグナイン、生没年が同じということになってしまっている。数奇な、数奇な、運命。いっそのこと一度でいいから共演しておいて欲しかった。

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