Mon, Feb 08

  • 01:03  http://bit.ly/4nU9Sg 東京大学総合博物館「命の認識」展へ。一切言葉に頼ることなく、「進化」と「多様性」の不思議を雄弁に物語る夥しい骨の列。シンポジウムは少ししか見られなかったけれど、生身の遠藤先生の放つ気迫には圧倒された。絶対にもう一度見に行きたい。
  • 01:08  彫刻の授業でも、一番愉しかったのは烏骨鶏七面鳥のデッサンや模刻だった。ひとつの生命を眺めれば眺めるほど、無限のディテールが浮かび上がってくる。しかもそれは全て必然のしからしむる形態であって、その背後にある膨大な歴史と理(ことわり)に、いつも押し流されそうになる。
  • 01:12  思うところあって、セガサターンとAZELを久々に引っ張り出す。"JRPG"という蔑称が世に流通する前、ゲームという手段によってのみ語りうる物語の可能性を、もっとも真摯に切り開こうとしていたのは、他でもない日本の開発者だった。
  • 01:16  AZELには紛う方ない異世界の「手触り」がある。倒さねばならない異生物たちの姿形にはそれぞれの必然があり、一種の尊厳すら身に纏っている。アトルムドラゴンのモルフォ蝶を思わせる高貴な美しさ。もうひとつの世界を創造するにあたって、制作者達が自らの世界に多く学んだ事の証。
  • 01:43  小説に限らず、自分が心惹かれるファンタジーの共通項は、「未知」に対する畏敬の念なのかも知れない。造物主ですら自らの業の帰結の全てを知らぬ世界においては、起こる出来事はしばしばちっぽけな意図をすり抜けてしまう。だが実は、それこそが現実世界を照らし返す「美」の淵源なのだ。
  • 12:43  @usagi_ya 本筋とは直接関係ない、ちょっとした台詞(攻性生物の内蔵から塩が採れるとか)が、世界が確かに息づいていることを感じさせてくれるんですよね。これからも語り継がれるべき作品だと思います。(それにしても、ベスト3の他の2本が気になります…)  [in reply to usagi_ya]
  • 12:46  @miki_iwanaga 自分もサターンはAZELの為に持っているようなものです(とはいえシューティングが苦手なので、Zweiは持っていても未クリアだったり。ORTAは何とか一周できたから、もう一度試してみようかな…)  [in reply to miki_iwanaga]

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