Wed, Aug 25

  • 17:32  今敏さんの文章はいつでも抜群に面白くて、「パーフェクトブルー戦記」の頃からサイトに通い続けていた。最近の更新でも、まったく病のことは読み取れなかった。そして最後に種明かしのようにアップされた「さようなら」のメッセージ。なんて鮮やかな去り際。本当にこの人らしくて…。
  • 17:51  自らの理不尽な死を目前にしてここまで「普段どおり」の文章を綴ることは、並の人間には出来ない。その事自体が、今監督がどれほど知的に明晰な人であったかを物語っていると思う。書き続けることは、考える為の糧なのだ。それは精神を透明で強靭なものにしてゆく。
  • 18:18  ここ数年、自分は考えを文章に纏めるという行為から逃避していた。今監督は卓越した視覚表現者だったにも関わらず、最後まで言葉を通じて考え続けたのだ。せめて追悼の気持ちを込めて、真剣に「書く」ことに向き合ってみよう。彼のようにはなれずとも、少しでも明晰に考えられるようになるために。
  • 20:37  @Q_star_x いい映画ですよね。映画館で見てボロ泣きしました。Q_starさんと違って、自分にはない青春だったので(父親との関係も)。打ち込めるものがあり、そこに向かって自己を高めていけることは、素晴らしい事だと思います。  [in reply to Q_star_x]
  • 23:13  今晩は手元の『千年女優』を追悼上映。初見の妻にも好評だった。明日は『東京ゴッドファーザーズ』の予定。
  • 23:31  RT @konsatoshi: 今日も「夢見る機械」について、特別なお喋り。現在、声の調子がよろしくなくて不快なのだが、思い切って喋り出すと調子が出てきて、気がつけば4時間も経っていた。喋ると湧き出る養老の滝。
  • 23:31  RT @konsatoshi: シナリオの大ラス、イメージを喋り切って、「そしてこういうタイミングでエンディング曲が流れるのだ!」 そういって実際EDに想定している曲をiPadで鳴らす。脳内ではスタッフクレジットが流れる(笑) 「夢みる機械」の初号を見たような気がした。
  • 23:31  RT @konsatoshi: 号泣しようかと思った(笑) 便利な脳内スクリーンだ。鍛えればどこでも一人ロードショーも可能だ。
  • 23:39  あらためて呟きを見ると、今監督も、ごく自然にやりとりしていた近しい方たちも、本当に凄いと思う。困難な仕事とは思うけれど、残されたスタッフでぜひ『夢見る機械』を完成させて欲しい。

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